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  1. 子育てコラム
 

子育てコラム

ちょっと気になることをお話ししていきます。

2021/09/01

現在放映中のNHK朝ドラ『おかえりモネ』は東日本大震災から5年後くらいの時代設定です。

モネの母親にこんなセリフがありました。


子どもたちちょっとでも楽にしてあげたいよね


でもそれって親の私たちが本気で明るい顔になってからじゃないとたぶんダメなのよ


子どもってほんと 大人のこと見てる


 

 

今日から9月。

近年は8月最終週に2学期が始まる学校も多いようです。

 

 

ところが今年はコロナ禍で緊急事態宣言下。

 

今日から2学期スタートだったり

分散登校だったり

午後からオンライン授業だったり

 

お子さんの登下校の時間への対応で親のペースも乱れてしまったり、

自宅でのオンライン授業への対応の不安や心配など

 

親も調子が狂ってしまって心がざわつきやすかったり、イライラしたりしがちかもしれません。


親業を学ぶ前の私は、心がざわざわしたりイライラした時には、決して子どもたちは悪くないのに、子どもたちへのアタリが強くなったり、言葉がトゲトゲしくなったり…。
八つ当たり以外のなにものでもない態度をとったこともありましたっけ。



子どもは親のことを見ています。

子どもは親の笑顔が大好きです。




自分自身が笑顔でいられるような楽しいこと、やりたいことをなんでもいいので思い描いてみませんか?



でも、今はコロナ禍で旅行も会食も無理…すべてが叶うわけではありませんね…。
思い描いても、出来ないことだけに目を向けてしまうと、かえってストレスが溜まっちゃうかもしれませんが…。

その中から小さなことで出来そうなことを書き出してみませんか?



私だったら…
*夜空を見上げて、ぼんやり星を見る
*枕にレモンヴァーヴエナのアロマオイルを垂らす
*ずんだ団子を食べる
*自分の大好物メニューオンパレードの夕飯を作る

親…私が笑顔になるためには、なんだか食いしん坊路線になりそうです…。


























 








2021/08/25
お子さんの長い夏休み明け頃には
新聞紙面では自殺防止の記事が目立ちます。

明日から学校かぁ…。

ふとお子さんがそうつぶやいたら、何て声をかけますか?


そんなこと言ってないで
宿題、終わってるよね。
気合い入れて明日は早起きしようね。
2学期も頑張ろうね。


親業を知らなかった頃の私は
そんな声かけをしていたかもしれません。



2学期が始まる前は
お子さんがどんな様子か
何気なく観察をしてみましょう。


なんとなくつまらなさそう。

声のトーンが沈んでいる。

表情が暗い。



そんなときには、場合によっては
学校に行きたくないなぁって
思っていることがあるかもしれません。



大人でも長期休みの後は、なんとなく仕事に行きたくないなぁ…なんて思うこと、ありませんか?

行きたくない

と口にするだけで
心が軽くなった経験はありませんか?


お子さんが心のSOSを口に出来るように

もし、学校に行きたくない、と言われたら

学校に行きたくないんだね。

と気持ちに寄り添った言葉かけが効果的です。

わかってもらえたと感じると、親に話をしてもいいんだ…と思えて、
心の中を話したくなるかもしれません。



2021/08/23
娘はどうしたら”普通”になれますか…。

本の新聞広告欄で目にしたコピーです。


今から20年以上前…私が親業に出会う前に、友人との会話の中で口癖のように言っていた言葉がありました。

フツー○○だよね。


類は友を呼ぶ、と言われるように、友人も

そうそう!フツー○○だよ。


と笑い言い合っていた頃を、そのコピーを見て思い出しました。




自分の価値観が、さも普通と思い込んで頑なに守っていたり、誰かに押し付けていたりしていないかな。


そして、我が子だって、別々の人格をもつ人間同士、価値観が違って当たり前なんです。

親子関係においては、自分の子どもの頃を思い出すことが、価値感の洗い直しにつながることがあって効果的ですが

時代は大きく大きく変わってることも、忘れてはいけないことだと改めて思います。









2021/08/16

偶然あるところで目にしたこんな記事。




「頑張ってって言わないでほしい。」と言われました。

この言葉にはポジティブな意味しかないと思っていたから、軽くショックでしたが、人の感じ方ってさまざまなのかなぁ…と思いました。


確かに「頑張ってね!」「うん、ありがとう。」そんなシーンが思い浮かぶことが多いかもしれません。





先週のNHK朝ドラ『おかえりモネ』でのワンシーンですが、気象情報で車椅子マラソンの選手のサポートをします。

車いすマラソン強化選手選考会で、必死に走る姿に


 

がんばれ!!がんばって!!と声援を送ります。




わかっとるわ!見とけ!!

 

 

 

 

強化選手役は関西弁でハッキリした性格設定です…。





頑張っている人に「がんばって!」ということは


わかってるよ!
こんなに頑張っているのに、もっとどうしろって言うの!!
ほっといてよ!!!




そんなふうに思わせてしまうリスクがあるんです。




さて、では頑張っているお子さんにはどんな言葉をかけたらいいのでしょうか。

お子さんの様子を見て、親のあなたが感じたことを言葉にしてみませんか?




我が家の孫は日に日に出来ることが増えているので、〇〇が出来たねぇ…ばぁばはとっても嬉しいなぁ…。と目尻を目いっぱい下げて伝えています。







私は普通に会話をしている時には何気なく、口癖のように「頑張ってね」と口にしていましたが、
頑張れって言われるの好きじゃないんだよね…。」とある方が話すのを聞いてからは、気をつけるようにしています。







 

 

 

 

 


2021/08/14
親の意見とナスの花は千にひとつも無駄はない

という昔からのことわざがあります。

ナスの花は咲けば必ず実をつけるのと同じように、親の意見というものは、すべて子のためになることの教えとあります。



私は親業を学ぶ前に子育てをしていたので、子どものために、良かれと思ってアドバイスばかりをしていました。

〇〇したほうがいい。
〇〇するべきよ。

その時の私は、『言われて学習して身についていくんだ』と思っていました。

しかし、親業を学んで愕然としました。


子どもの考えるチャンスを奪い、自分は考える能力がないんだと思わせてしまい、責任感も育たないとわかったからです。





私はNHK朝の連続テレビ小説が大好きです。

 

今週の『おかえりモネ』では『アドバイスすること』について考えさせられるシーンが描かれていました。



熱意に応えなきゃって、やみくもにあなたの意見にしたがったかもしれない。

あなたに愛着や恩義を感じて。


それで最悪な結果になったら、お互い耐えられないですよ。



大人同士でのシーンでしたが、親子の場合で、望む結果が迎えられなかったらどうでしょうか。



ママが言ったとおりにしたのにダメだったじゃないか!

パパ、○○しなさいって、言ったよね、どうしてくれるんだよ!!



あなたのためを思って『アドバイスがしたくなったら』、親子関係が崩れてしまうリスクがあることを覚えておきたいです。

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ゆきまるる

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