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  1. 子育てコラム
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お風呂洗いたくない!って言っていたのに。

子どもは『イヤだ!』と思っていることの中身を、安心して最後まで話せると、態度が変わっちゃうんです。


とお話しした記事の続きです。


子どもの態度が変わったのは、コトバかけを変えることでした。


私はあなたを受け入れていますよ、ということが子どもに伝わる聞き方で接すると、子どもは心を開きます。


大切なことは、親は何も言わないこと、自分が話すことで子どもの話の邪魔をしないことです。

そしてできるのであれば、そばに行き、子どもの顔をしっかり見ることで、子どもは、自分は親に受け入れてもらっていると、実感できます。


私の講演を聞いた方から、嬉しいご報告をいただいてますのでご紹介します。


A子さんは共働きなので、お風呂掃除は小学生のBちゃんの仕事です。

いつも通り、お風呂を洗ってね、と声を掛けたら、不機嫌そうに「イヤダ!洗わない」という返事が返ってきました。

あれ?いつもと違うなぁ……不機嫌だ…サインかな?…そうだ、こういう時は黙って聞くって言ってた、と思い出して


「イライラしてる?」と、心の扉を開く言葉をかけたら…。


「今日学校で男子がね!!!」

と、せきを切ったようにイライラしたこと、悔しかったことなどを話し始めたそうです。


いつもだったら、そんなこと言ったってしょうがないじゃない…もぅお母さん忙しいだから、早くお風呂を洗ってきてよ!って口を挟んでしまうところに待ったをかけて、言いたいことをごっくん飲み込みながら、うなずきながら、あいづちの言葉をかけながら、頑張ってBちゃんの話を最後まで聞きました。


するとBちゃんの態度が変わり


「あぁースッキリした、お風呂洗ってくるね」って笑顔で、言ってくれたんだそうです。



このように、あいづちの動作やコトバは、私はあなたの話をちゃんと話を聞いてますよ、という親の姿勢が伝わり、子どもは、自分は親に受け入れてもらっていると、実感することができるのです。

親からあれこれ意見を言われないことで、子どもは自分の話を、さえぎられずに済み、自分の考え、気持ちが親から否定されないので、話したいことを話せます。


子どもは話を聞いてもらえる安心感を持ちながら、親に黙って聞いてもらううちに、胸の内を吐き出しながら、いいことも悪いことも、ありのままの自分を見つめながら、自分自身と向き合うことができるようになります。

ゆきまるる

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東武スカイツリーライン新田駅下車